難波宮創建時の瓦を焼いた遺跡がある岸部神社境内の深い森で、存在感のあるヤマユ
リが、ひっそりと花をつけているのが、数株目に入りました。 

これは日本特産のユリで、白い花姿が際立ち、強い芳香を放っています。地域に依っては、それぞれ色々な呼び名がついていますが、このユリの花言葉は「荘厳」との事ですが、まさにその通りの花姿です。

近年開発が進み資源は減少傾向にありますが、里山の植林地 原野 丘陵などが従来の自生地域で、資源再生は厳しい状況にあります。 花後に出来る種の発芽から、成長して開花するまで5年以上かかり、一般的には「1輪1年」と言われ、株の年数が古いほど多くの花をつけます。 その理屈からいえば、この写真の株は、相当に年数を経過している筈で、種から15年位は経過していると推定出来ます。

資料に依れば、自生種のユリは世界の北半球で約130種と言われ、そのうち日本には15種有るそうです。

山仲春男