宮川直遠
ヤタガラスの「教えてワイン!」76~飲む機会が増えると(宮川直遠)
長い間ワインが何たるかを分からないまま時々は口にしていた。しかし、仕事柄海外出張が増え欧米の取引先の人たちとも食事をする機会が増えると、ワインの嗜み方というのも多少は身につけなくてはならなかった。ぎこちないながらも努力( …
ワイン談義~はじめまして 宮川直遠
はじめまして。きっと私が呑兵衛なので頼まれたのだと思うが、ワインについて何か書いてくれと言われてもなかなか書けるものではない。ビール・ウイスキーを始め日頃飲んでいる酒類についてもそうだ。いつもはまるで馬鹿のように飲んでい …
追憶のオランダ(85)最終回 航空会社職員の機転
最近は事情がかなり変わったと思われるが、今から20年以上もの昔は飛行機を利用する場合空港に着いてから実際に搭乗するまで随分と時間を要したものだ。特に、行楽シーズンなどはカウンターの前に延々と列を作らされる羽目になる。出発 …
追憶のオランダ(84)Late FridayとBlaak の青空市場
オランダは日本のように店が夜遅くまで開いているということはなく、レストランとかは別にして、通常の日用品などを商っている店は早々と閉まってしまう。ただ、それでは皆不便に違いなかろうが、それはそういう昔からの習慣だから仕方が …
追憶のオランダ(83)4月30日は女王の日
今は「昭和の日」と言いますが、はるか昭和の時代には4月29日は「天皇誕生日」と言っていました。オランダではその翌日の30日が「女王の日」で、祝日になっていました。この日には極端に言えばオランダの国中がオレンジ色一色になる …
追憶のオランダ(82)ゼンマイを採る
日本ではあまりやらなかったことを、異国の地にいるというだけで、なぜかやってみたくなるのもおかしなものだ。山里の生活に慣れている人なら春が来ると山に分け入り、春の山菜採りに夢中になるという。都会で暮らしていて、ワラビやゼン …
追憶のオランダ(81)KLMからの手紙
読者の皆様は、以前に書いたイースターホリデーの話を覚えておられますか? これからがその「おまけの話」です。 私どもの初めてのイースターホリデーは、最後の段階で飛行機に危うく乗り損ないそうになるドタバタ劇がついていましたが …
追憶のオランダ(80)バケツ入りの豆腐
またまた日本食材の話で恐縮だが、日本から生のままで運べないものがある。もちろん冷凍もできない。それは豆腐。海外で生活していて日本人はやはり豆腐が恋しくなるようだ。しかし、冷ややっこで食べられる豆腐を日本からそのまま取り寄 …
追憶のオランダ(79)オランダの切手
子どもの頃熱中したものの中に切手の収集というのがあった。もっぱら、日本の切手だったが、たまに外国の切手を友達の間の交換で手に入れることがあり、どんな国なのか興味を持った記憶がある。 一度は熱中した切手収集だが、高校の頃に …
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