金網に沿って生垣として植えられたピラカンサス、これ程ビッシリ実を付けているのは珍しく、遠くから見れば、まるで赤い壁。
この種は和名で「常盤山査子-ときわさんざし」と呼ばれ、木は常緑で、実が山査子(さんざし)に似ている事から付けられた名前です。
実には、アミグダリンという青酸系の毒があり、それを知っているヒヨドリ ツグミ メジロなど野鳥達は、実が熟し寒気で毒が分解する2月頃まで待って啄みに来ます。そして野鳥達が色々な場所に糞で放出したものから、思いもしない所で芽ばえているのを目にします。
ピラカンサとは、バラ科トキワサンザシ属の総称で、名前の語源はギリシャ語で「火のトゲ」の意味で、枝には鋭いトゲがあり、ヨーロッパ南東が原産地で、日本には明治期に移入された様です。
姿がそっくりで、実の色が黄橙色っぽいのは、中国南西部原産の別種で「橘擬―たちばなもどき」です。
山仲春男












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