晩秋に、黄色 オレンジ 赤色と、綺麗な紅葉になるナンキンハゼが、この時期に目立たない地味な薄黄緑色の花をつけています、花には微香があり蜂蜜をつくる蜜源に成ると聞きました。

房の様に成った花のツブツブの雄花の基部に雌花が有って、果実が出来ます。この種子から蝋(ローソク原料)を採る有用樹として、江戸時代に中国から渡来したものでトウダイグサ科、現在は街路や公園樹として、あちこちに植えられています。繁殖力が強く、野鳥が糞で放出したこぼれ種から野生化して、思いもしない場所で成長しているのを目にする事が有ります。

樫 クヌギ ナラの木などの雑木の若木は、鹿の食害被害にあいますが、鹿はナンキンハゼを食べないので、ナンキンハゼだけが育つと従来の林の姿が損なわれるので、鹿の名所の奈良公園や安芸・宮島の紅葉谷公園等では、芽ばえたナンキンハゼは見つけ次第に除去している様です。

山仲春男