夏のこの時期、繁った葉っぱの隙間に、目立たない薄紫色の花をひっそりと付けていますが、花の数は少なくて地味、横を通り過ぎてもこの木の存在に気付かなかい人の方が多いと思います。

これは日本の在来種で、奄美大島以南の南西諸島に自生、クマツヅラ科の落葉低木で、植木としての市場流通が少ないので、見た事も聞いた事も無い人がほとんど、わざわざ植栽する程の物でも無いので、この家の住人が郷土から持ち込んで植えたのかも。

花が咲いて、晩秋には落葉、この写真では解り難いですが、葉っぱの裏の色は一種独特です。南西諸島では、海岸沿いに自生し、東南アジアにも広く分布しています。

この木は、鎮痛 鎮静 風邪に効果があると、日本薬局方に収載されており、特にタイ国では、「医者いらず」として乾燥葉が家庭薬として常備されているそうです。

山仲春男