不思議な草花です、あまり植物の成長に適さない場所、街路樹の根っこ 道路の隙間 コンクリートの割れ目など、

さほど土壌も無い様な場所で、この時期に雨の後等で、急に茎を伸ばし(15センチ内外)一日花をつけます。花はオレンジ色に近い濃いイエロー、何故この様に窮屈な環境を選ぶのか、それが不思議です。

何処にでも生えている訳でなく、目にする場所では、その一帯にひっそりと繁殖域が拡がっています。

南米のウルグアイやパラグアイ原産の、ヒガンバナ科ハブランサス属の球根植物で、球根でも増えますが、花の後に大量の種子が結実してこれが飛び散って繁殖域を拡げます。種を撒くと3年位で、小指の先位の球根に育ち、花が咲き始めます。 雨の後で急に花茎を伸ばして開花するので、レインリリーの英語の別名がついており、葉は松葉の様に細長いものが、花後に伸びてきます。写真は街路樹ケヤキの根元です。

山仲春男