ジキタリスは、ヨーロッパから西南アジアの地域が原産地、ゴマノハグサ科の耐寒性宿根草で20種ほどあります。

本来の花期・初夏の頃には、1m以上の太い花茎を伸ばし、次々とベル型の花を穂状に密集させて咲き、その優雅な姿は洋風ガーデンに人気があります。日本への渡来は、江戸時代でオランダから伝わったようです。 

全草に強心配糖体と呼ばれる毒性成分を含み、薬草としても知られ、強心利尿剤として利用されています。

写真の株は、幼稚園の花壇で見つけた遅咲き種のジキタリスで、本来の時期の種と比べると、草丈が低く、花数も控えめな淡い色合いは、周りの草花とも調和がとれて、日本の風土に似合っているように感じます。

山仲春男