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随筆

十男9歳 埋葬のヤギを掘り出す!?

近所で飼っていたヤギが病死した。おじさん数人が畑に埋葬した。夕方、ボクの兄貴分・隣の兄ちゃんが弟分4人を引き連れて埋葬場にこっそり集まった。「人間は死んだら骨になると聞いた。ヤギは1日でどう変わるかなあ」と小学3年生のボ …

天才と凡人~中川牧三―近代日本の西洋音楽の歴史を創った人物~9

「上品な紳士がつかつかと楽屋に来られ、誰だろう、見たことがある人だが、と思っているうちに、以前からの知己という感じで近寄ってこられた。その言葉の中にこもっている気持ちの細やかさ、それに握手したときの、こちらの手を包んでし …

十男8歳 人魂(ひとだま)(火の玉)を見た

隣家のおじさん(主人)は物知り博士だった。でも病気がちで働いているのを見たことがない。天気のいい日は一人、縁側で日向ぼっこ。眼鏡、痩せて、顔は青白く、芥川龍之介という人に似ていた。 いつもラジオを聞いていた。訳の分からな …

天才と凡人 ~中川牧三―近代日本の西洋音楽の歴史を創った人物~その8

・欧州留学 バイオリン留学:昭和5年(1930年)近衛秀麿氏と共にシベリア鉄道でヨーロッパへ渡る。 先ず、ベルリンでは一番偉い先生カール・フレッシュ(1873~1944)に師事するがアドルフ・ブッシュ(1891~1952 …

十男の父 🈡 農業・公人・親 3つの顔  

11人の子の父としての顔、農家の跡継ぎとしての顔、公人としての顔、など様々な顔が父にはある。父の経歴は以下の通り(「地方自治人事調査会」より主に抜粋)。 尋常高等小学校14歳で卒業、家業の農業に就く。18歳で結婚後に入隊 …

天才と凡人 ~中川牧三―近代日本の西洋音楽の歴史を創った人物~その7

洋行前 中学から京都の同志社へ(賛美歌=歌=を歌いたくて同志社を選ぶ)、しかし兄上が二商(現在の北野中学のところ)の卒業生のため一年で二商に転校させられる。 二商の校長大沢渚によるアメリカの教育方法により英会話(イギリス …

十男の母🈡 ほろ苦クリスマス

私が小1、7歳の時のクリスマスの夜のことだ。夕食後、2歳上の兄と口論していた。 「サンタクロースがいると思ってるのか」 「いるよーだ。サンタは絶対いる」 「どこにいるんだよ」 「そりゃ、今はいないけど……とにかくサンタは …

天才と凡人 ~中川牧三―近代日本の西洋音楽の歴史を創った人物~その6

先生は101歳の時に(故)河合隼雄(元京都大学名誉教授:日本でユング派心理療法を確立した臨床心理学者:元文化庁長官)氏との対談による自伝『101歳の人生をきく』(講談社)を出版されている。 本の最後に書かれていた小さな「 …

十男の母② 高齢母の授業参観日  

ボクは母が39歳の時の子ども。当時では高齢出産だった。友達の母親達は20~30代で母にとっては自分の子供世代だ。授業参観では母は今でいうアラフィフ、一生懸命にお化粧していたように思う。子ども心にも「きょうのお母ちゃん、朝 …

松阪牛という牛はいない

食肉市場OBの方から、食肉に関するお話をうかがうことができました。とても興味深い話でしたので、ご紹介したいと思います。 和牛が生まれ、肉になるまでのプロセスは以下の通り。 1 受精卵 2 繁殖農家 3 家畜市場(元牛) …

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