冬枯れで色彩不足のマンションの公園に、濃い紅色の鮮やかな花が一際目立っています、バラ科小灌木のボケ(木瓜)で、品種は「黒光」と思われます。英語では「ジャパニーズ クインス」と呼ばれますが、原産地中国から、平安時代に渡来したものです。

それが大正時代に、ボケの栽培が大きなブームとなり、観賞用に品種改良が進み、現在では200余種有ると言われています。

瓜の様な果実の姿から、「木瓜」→「もけ」→「ボケ」と変化して呼ばれる様になったとの説がありますが真偽は不明、香が良くカリンに似た姿の果実は古来から漢方薬として使われ、固くて渋く生食には向きませんが、果実酒やジャムに加工すると美味しく、疲労回復効果もあって人気の様です。

山仲春男