「ハリネズミに似る」形状の草花、その姿をギリシャ語で表わしてエキノプスと呼ばれます。手毬の様な球状の花が,長く伸びた茎の先端に咲くユニークな草姿で、球状の花は多数の小花の集合体でドライフラワーにも、良く使われるキク科の多年草です。
写真の種は地中海沿岸東ヨーロッパ原産のリトロ種で、端麗な青色の花をつける事から、和名で「ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)」と付けられています、但し アザミと呼ばれていますが、アザミではありません。また花にも葉っぱにも痛いトゲが沢山あるので扱いには注意が必要です。
このお宅では、春先に摘芯しなかった為に、茎が伸び過ぎ見苦しい姿に成って仕舞いました。生命力が旺盛な植物なので、こぼれ種から芽ばえる事が多く、太い根が地中に伸びて、葉にトゲがあるので除去が面倒なので、花の後は種を落とさない内に、早めに切り花で楽しむか、ドライフラワーにして楽しむのが無難です。
山仲春男
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