近所のレストランの入り口に並んでいる植木鉢に、クランベリーの実が、季節が進み少し色がつき始めました。

秋が深まり熟すと、実が真っ赤になって、収穫の時期を迎えます。クランベリーは、ツツジ科の常緑低木で、山地では地表を這う様に伸び、草丈は精々10cm程度、果実は1cm位の大きさです。

北半球で寒冷の湿地帯で育ち、アメリカ先住民は健康に良いと古くから食べていて、その成分のキナ酸(抗酸化作用に繋がる)と、ポリフェノールが健康維持に効果的と言われています。その果実は酸味が強く、生食よりもむしろ加工されジャムやジュースに加工される他、薬用やヘルスケアにも使われています。

日本では、小さな木に丸い実が成る姿が可愛いいと、小鉢で室内の身近なところに置いて、姿を楽しむ人が増えているそうです。米国のクリスマス料理・七面鳥のローストには、このクランベリーソースは、欠かす事が出来ない特別なものの様です。

山仲春男