フウロウソウ属の植物は、種類が多く、また交雑なども有って種の同定は非常に難しく、図鑑を見ながら散々迷った挙句に、自分で判断しかねて、この写真を送って頼りにする専門家の意見を仰ぎました。
その結果これは「アサマフウロ」と同定、本州のやや湿った草地に分布し、特に中部から関東エリアに多く、その中でも長野県の浅間山草地に多く見られる事で「アサマフウロ」と名がついた様です。この植物は種の保存の為に、環境省が絶滅危惧種に指定しています。 日本のフウロウソウ属の中で、最も花の色が濃く、大型で色も鮮やかなものです。
秋が深まると草は黄色に変化、季節が進むに従って、それが鮮やかな赤い紅葉となります。
山仲春男
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